去った3月22日より24日までの3日間上海国際見本市会場で開催されたアジア最大規模と言われるDomotex-asia/Chianfloorの展覧会へ今年も出かけて来た。昨年同様、木工機械展も同時に開催され、世界各地からの展示出展者・バイヤー、地元客で相当の賑わいであった。木製床材に関しては昨年とは様変わりし、俗にエンジニアリングフロアーと呼ばれている積層フローリングが展示商品の大多数を占めいた。展示者によると、材料の手当てが段々難しくなり、価格も相当値上がり気味でありメーカー側としては省資源、価格競争の両面より積層、集成フローリングを推進したいとの意向が強い様に感じられた。価格的には非常に魅力的で欧米諸国を始め既に多くの輸出量を確保している模様だが、日本の様な揮発性化学物質等に対する規制はまだ無く、日本で使用可能な商品は少ないと思われた。(弊社接着剤等の使用がより少なく直貼りフローリングとして有用性高い複合2種フローリングで大臣認定を既に取得し販売中である。)
木工機械にドイツ、イタリア等の欧州の有名メーカーを始め日本のメーカーも多く出展していた。機械メーカーの中国市場への熱い期待が感じられた。中国の国内メーカーの見よう見まねで各種の木工機械を作っているが、どういう訳か展示場所はテント掛けの別棟であった。価格的には非常に魅力的だが品質等はこれからのようだ。
中国床建材展
床会場全景
登録センター
床会場内
会場にて偶然遭遇した弊社ギリシャ人のお客
中国木工機械
機械会場全景
機械会場入り口
機械会場内
機械・中国メーカー展示会
ラベル: コラム, 中国
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