2006年8月23日水曜日

イリアンジャヤへの旅

最後の秘境とも言われ、世界で2番目に大きな島ニューギニアの東側はパプアニューギニアそして西側はイリアンジャヤと呼ばれるインドネシアの1部である。世界的に最も需要の高い南洋材の1つで、鉄木とも呼ばれるメルバウ材の多くはこの島から産出される。今回その資源調査のためイリアンジャヤ第2の町のジャヤプラを訪ねた。

イリアンジャヤの東側すなわちインドネシア東端の地(パプアニューギニアとの国境)へは東ジャワのスラバヤから早朝6時の便でスラウェシのウジュンパンダンへ飛びさらにイリアンのアラフラ海側のチミカを経由して午後3時頃到着した。スラバヤからの正味5時間30分の飛行時間で時差2時間の地である。インドネシアの広大さを実感する。

ジャヤプラは湖と山と海に面した風光明媚な町で平野部が無いため山と海沿いに集落が点在している。住民は現地のパプア人、最近入植してきたジャワ人それにスラウェシのマナドー人等様々な民族が混在し活気のある町である。



ジャヤプラ飛行場

ジョススダルソ湾

スンタニ湖

スンタニ湖上空

チミカ上空

チーミカへ到着

中継地ウジュンパンダ

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2006年8月9日水曜日

マニルカラカンドーレデッキ材の製材

 弊社人気商品の一つ、高耐久性デッキ材のマニルカラカンドーレ材の原木からデッキ用板材までの製材の様子を紹介する。カンドーレ材は非常に硬く、重く、そして製材加工が難しい木材である。弊社カンドーレ材をスラウェシ等の合弁製材所にて原木より製材し天日乾燥の上、ジャワの合弁工場にて最終加工して皆様にお届けしております。

製材の順序は
1)原木を大割りする、
2)大割り材を効率の良い巾の盤木(角材)に製材、
3)盤木(角材)をデッキ材の厚みに製材する、
4)製材された板の欠点を横切りし、長さを揃える、
5)デッキ材の寸法に揃えた板を桟積し、風通しの良い場所で含水率が約25-30%に落ちるまで天日乾燥する、
6)乾燥した材を梱包し、ジャワ島の幣合弁加工工場へ送る。
加工工場では更に人工乾燥室へ入れ、含水率を20%へ調整の上、検品後加工する。


貯木場

カンドーレマニルカラ材原木

原木大割り

大割り材

大割りを盤木へ製材

盤木を板へ製材

製材品も横切り(長さをそろえる)

天乾の浅積

天乾中

天日乾燥中

天燥場全景

加工工場への出荷準備
デッキ用製材品
デッキ用製材品

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