2006年7月25日火曜日

南スラウェシ州バルー地区の水田とチーク林



去った4月南スラウェシ州の州都マカサルより海岸沿いに約100Km北上したバルー地区の植林チークを見る機会を得た。マカサル市より飛行場のあるマロスを越えて国道を海岸沿いに北上する道のりである。国道である程度舗装されているが約3時間の車の旅となった。バルー地区は海岸沿いは漁業、海と山の間の平野部に水田そして山間部は植林チークを主とした林業も盛んな風光明媚な静かな田舎街である。

スラウェシでは今年は雨が非常に多く、通常であれば既に雨季の終る時期の4月でもまだ雨が降り続け、多く収穫前の水田が水を被り収穫に大きな被害を出している模様であった。今年の6月には同じ南スラウェシのシンジャイ地区でも大雨が原因の大規模な土砂崩れが起こり、死者200人以上の大災害が起こった。


山間のチークの林

チークの集積所

集められたチーク角材

農家の軒先に詰まれたチーク林

チークヤード

チーク林の中

田舎の製材所

収穫前の水田

棚田とチーク林の様子

収穫した稲穂の乾燥

水浸しになった収穫前の稲穂

水浸しになった稲

収穫跡の水田

放し飼いにされたアヒル

アヒル

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2006年7月3日月曜日

北スマトラ州メダンの製材所風景

 今年2月インドネシア、北スマトラ州の州都メダン市の製材所を訪れる機会があった。弊社合弁工場のあるジャワ島の東部のスラバヤからジャカルタまで空路約1時間10分それから乗り換えてメダンまで空路約2時間20分の旅である。目的は現地の植林チークの現状を見ることであったが、ジャワ、スラウェシの様な本格的な商業目的の植林地は無く、ゴム園又はココナツ椰子園の仕切り、囲いとして植えられた物が殆どで絶対量少なく、原材料の仕入先としての魅力は少ない。

現地の製材所は主に輸出用は家具用材として使用されるゴム材、また国内消費向けのドリアン材、マホニー材等の植林材を中心に製材をしている模様だった。


ドリアン大割り材

ピツー原木

ブリンジョ製材品

マホガニー原木

メダンの空港

メダンの空港ターミナル

家具用ドリアン原木

国内向け白木

製材所全景

大きなチーク原木

大きなドリアン材の大割り

大割り用製材機

チーク原木

ドリアン原木

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