2008年1月24日木曜日

FSC[Forest Stewardship Council:森林管理協議会]の取得をめざして!

インドネシア提携工場は現在、WWFに加盟し、2,3年後のFSC〔Forest Stewardship Council: 森林管理協議会〕の取得を目指している。インドネシアの無垢フローリング工場としては、第1号取得認定企業となることを目標にしている。


WWFとは
《Worldwide Fund for Nature》世界の野生生物とその生息地を保護するための基金。1961年設立の世界野生生物基金を、90年に改称したもの。本部はスイスのグラン。
FSC〔Forest Stewardship Council: 森林管理協議会〕は、森林及び林産物の認証機関の評価・認定・監督を独立して行う、非営利、非政府の国際組織であり、本部はドイツのボンにあり、1993年に環境保護団体、林産業者、先住民団体等25カ国130人の代表者らにより設立されました。FSCは直接認証審査を行う事はなく、FSCに認定された認証機関が審査を行います。2006年5月現在、認証機関は世界に15機関あります。FSC〔Forest Stewardship Council: 森林管理協議会〕森林認証は、世界的な森林減少・劣化の問題と、グリーンコンシューマリズムの高まりを背景として生まれた、「適切な森林管理」(“Well-Managed”)を認証する制度です。 FSC森林認証では、「森林管理のためのFSCの10原則と基準」に基づき、適切に管理された森林を認証します。認証された森林の林産物でできた製品には、FSCのロゴマークがつき、消費者に対して、認証された製品であることを分かりやすく伝えます。認証された製品が市場に増え、購入が進むことによって、適切に管理される森林が守られ、森林の破壊や劣化を招くことなく、木材消費が進むというシステムです。

参照:FSC(Forest Stewardship Council 森林管理協議会)

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2008年1月22日火曜日

ポトン カンビン(犠牲祭)

 去った12月20日はイスラム教徒の大事な祭事の犠牲祭の日であった。ある者はメッカに出かけ、聖地でのお祈りを捧げ、大多数のイスラム教徒のインドネシア人はモスクでお祈りを捧げる、神に帰依する日です。

イスラムの故事に由来して毎年、羊、山羊、牛、ラクダなどの家畜がこの日に犠牲になります。犠牲にした家畜を神に捧げる事に意味があるのではなく、神への忠誠心を思い起こし、自分の欲望を犠牲にして神に帰依すると言う意味があるそうです。犠牲にされる家畜は1日、2日でも自分の家で愛情をもって世話をしなければなりません。そして自分たちの手で首を切り、解体し、調理し、食べます。

我々の様に家畜を犠牲にすることは可哀想とは言いません、“食べられるために生まれた家畜は食べてやらねば可哀想”といいます。犠牲にした家畜の3分の一は自分たち家族で、3分の一は親類友人へ、そして3分の一は犠牲にする家畜の買えない貧しい人々に分け与え、大事に食べます。

その12月20日の数日前からあちらこちらで山羊や牛が繋がれ、売られています。これらの山羊や牛はこの犠牲祭の日に捧げられるために繋がれているのです。インドネシアでは犠牲になる家畜の大多数は山羊(カンビン)で 俗に犠牲祭の日をポトンカンビン(ヤギを切る)と呼び皆で肉の食べられる日として楽しみにしている日の様です。

もちろん仕事は休みです。


町の中で繋がれた山羊達

飛行場の近くで売られている山羊

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