2005年2月24日木曜日

カシュウナッツ



中華の炒め物料理、おつまみなどでなじみのカシュウナッツはあまり肥沃でない乾季のある熱帯地方で広く栽培されているが、その木や実を見た日本人はそんなに多くないと思われる。弊社の製材所のある南東スラウェシ州の山間部にはたくさんのカシュウナッツ畑が見られる。ウルシ科の常緑樹ではあるが、実の付き方が非常に面白く、通常われわれが考える実も付き方とは大分ことなっている。われわれが目にするカシュウナッツは種子の皮を剥いた部分で、その種は果肉の中にあるのでは無く、果肉から飛び出し、皮付きの種子の形はまるで勾玉のようである。果肉部分はカシュウアップルと呼ばれ、果物、ジュース、ジャムなどにも利用されている。コンテナー単位の取引であれば輸出業者の紹介も可能です。


1.カシュウナッツの花は小さく黄桃色をしています。
2.花が落ちた後、勾玉状種の根本がピーマンのようにだんだんと膨らみます。
3.熟したカシュウアップル、リンゴのような香りがします。
4.まだ、皮が付いているカシュウナッツ
5.袋詰めされたカシュウナッツ

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